兵庫県明石市岩屋神社の「おしゃたか舟神事」が明石浦漁港で行われました。全国でも珍しい海上神事です。祭神6柱と、お供のおしゃたか舟を持った氏子の青年たちが、榊をつけた1.5mのおしゃたか舟を「おしゃたかー」という掛け声とともに前方に舟を飛ばし推し進めて、渡御式を行います。海難防止と豊漁を祈願する祭りです。
「おしゃたか」とは明石の方言で「おじゃったかなぁ(おいでになったか)」がなまったものであり、「神様よくおいでくださいました」という意味です。
神事は1874年前、成務天皇13年(143年)、淡路島の岩屋から同神社のご神体を運ぶ際、地元住民が沖まで泳いで迎え、「ご神体と一緒に乗船するのは恐れ多い」と泳ぎながら舟を押して明石海峡を渡ったというのが由来である。
動画は祭りのクライマックスのおしゃたか舟の海上渡です。(Be)