都会の喧騒を忘れ、静寂と緑に包まれた空間へ。東急池上線雪が谷大塚駅、または東急目黒線奥沢駅から徒歩圏内にある東玉川神社は、都会の中のオアシスのような場所です。



一歩足を踏み入れると、樹齢数百年の木々に囲まれた神聖な空気が漂い、心が洗われるよう。ご祭神は、武勇・開拓の神である建御名方命、山の神・農耕の神である大山咋神、そして誉田別命(応神天皇)の三柱。厄除・方位除、家運隆盛、子孫繁栄、知恵の神としても信仰を集めています。
現在の社殿は、昭和14年に渋谷から移築されたもので、拝殿・幣殿・本殿からなる荘厳な佇まい。特に目を引くのは、拝殿の天井に描かれた見事な火焔龍神像。水墨で描かれた龍神は、今にも動き出しそうな迫力です。世田谷区の有形文化財にも登録されているこの龍神像は、一見の価値ありです。



境内には、神楽殿や手水舎のほか、稲荷神社、御嶽神社、疱瘡神社も鎮座しています。



そして、参拝者を迎えてくれるのが、愛嬌たっぷりの狛犬たち。参道には目もくれず向かい合う狛犬は、阿吽の呼吸でそれぞれ異なる表情を見せてくれます。特に注目してほしいのが、耳の形。阿形の狛犬は耳が寝ていて、吽形の狛犬は耳が立っています。吽形の狛犬は顎関節症になるんじゃないかと言うくらいに歯を食いしばっています。


社殿 狛犬


稲荷神社 狛犬
稲荷神社の阿形の狛犬は子供を抱き、吽形の狛犬は鞠を持っているという、なんとも微笑ましい姿です。
東玉川神社のもう一つの魅力は、四季折々の自然を楽しめること。春は桜、夏は緑葉、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年を通して美しい風景が広がります。野鳥や昆虫も多く、近い将来地下水から清らかな小川を作り、ホタルの幼虫が育つための水草を植え、餌になる巻貝を養殖しホタルが住める環境をつくり、淡い光を放つホタルが舞う光景がみれるのではと思わせる自然環境です。




(社殿の右手に高く聳え立つ松の木)
例大祭は毎年8月の第3日曜日に執り行われていましたが、近年の酷暑を考慮し、日程は検討中とのことです。最新情報は、ご確認ください。
都会の喧騒を忘れ、静かで厳かな雰囲気の中、心静かに参拝できる東玉川神社。ぜひ一度、足を運んでみてください。