今や多くの国で受け入れられているクリスマスですが、実はこの日はイエス・キリストの誕生日ではなく(新約聖書にはキリストの誕生日に関する記述は一切無い)、その降誕を記念する日ということだそうです。
サンタクロースはオランダ系プロテスタントによる聖ニクラウスの伝説がニューヨークに持ち込まれたとか。
またヒイラギはローマで農作物のお祭りの時に、家をヒイラギで飾ったことが起源であり、ヒイラギの葉の緑色、実の赤色がクリスマスプレゼントのリボンの色となり、クリスマスリースを玄関にかけるのは悪魔よけだそうです。そしてクリスマスツリーは中世ドイツでアダムとイブの物語を演じた時の樹木に由来し、その飾りつけやイルミネーションは19世紀以降のアメリカで始まったということです。
アメリカでは1990年代からはユダヤ教の祭日ハヌカがクリスマスと同時期ということもあり、カードを送るときなどはメリー・クリスマスの代わりに新年のお祝いも含めたハッピー・ホリデイズとお祝いすることが多く見受けられます。
年末年始、皆さんも楽しいホリデイをお過ごしくださいませ。