Orion Pictures:
熱帯魚

先日、ディスカスという熱帯魚をメインで水槽を立ち上げてみました。
子供の頃に憧れていた魚の1つでした。
南アメリカに位置するいわゆるアマゾン川に生息している魚で、名前の由来は横から見ると、ほぼ円形、円盤のような型(ディスク状)をしていることからこの名前がついたそうです。
ディスカスは円盤状の体型に鮮やかな模様が入ることから、熱帯魚としても人気が高く、「熱帯魚の王様」と呼ばれており、現在も東南アジア、ヨーロッパを中心として養殖、品種改良が盛んで、様々な品種が作出されています。
また1980年代後半には熱帯魚ブームが起こり、当時それをけん引していたのがディスカスだったそうです。
実は飼育するにあたって少々難しい面がある曲者でして、群れていたい習性なのに、その群れの中で序列を決めるために喧嘩は日常茶飯事で、喧嘩が落ち着くとまた群れています。それを日々繰り返しています。
またあるときは群れの中でペアができれば、オスがメスを渡すまいと他のオスに威嚇や攻撃もしますし、人間でいう青春?じゃないですけれど、その時期は発色がより一層派手になったりと、様々な面があり見ていて飽きない魚です。初めてディスカスを見る人は、きっとその光景にびっくりすると思います。
このようにディスカスは個性的で癖が強く、それでいて発色の美しさが世界中の人々を魅了させているのだと思います。
この子たちはまだまだ±6~7㎝前後の赤ちゃんで、これから最大20㎝まで成長するので、1匹でも大きく育てられるといいなと思います。