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仏手柑

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スーパーなどではめったにお見にかかることのない果実、これが『ブシュカン』。
 原産地はインドで日本での生産地は鹿児島県や和歌山県などです。この仏手柑は先端が指先のような状態でシトロンの変種と言われ、柚子などと同じ分類のミカン科ミカン属の一種です。その鮮やかな黄色の皮はゴツゴツとして中には果肉はほとんどないので、観賞用として栽培されることが多いのですが、食べる場合はマーマレードなどのジャムにして食べられているようです。まるでお釈迦様が合掌した手のような形のこの果物は縁起物で、お正月飾りなどのお祝い事にはぴったりです。お茶席などの生け花にも使われています。

この仏手柑を見ながら皆様もどうぞ素敵な新年をお迎えくださいませ。