弊社から150メートルほど東に神田川を挟んで川沿いに江戸川公園があります。
文京区のホームページには「関口台地の南斜面の神田川沿いに広がる東西に細長い公園です。様々な重量感のある石が添えられた石の広場や、西洋風の山小屋を模した時計搭のある四阿（あづまや）、藤棚のあるテラスなどがあり、変化に富んだ景観となっています。テラスの先には石組みの池があり、神田上水取り入れ口に使用されていた大洗堰を復原しています。斜面地には浮き橋状の遊歩道があり、斜面の樹木をいためないようになっています。深い樹間をつづら折に登ると最上部につながり、早稲田方面を見渡せるようになっています。」と記載されています。
ここは嘗て神田上水の取水口の大洗堰のあったところです。現在の大滝橋あたりです。神田上水は、井の頭池を水源とし、 明治34年（1901）に閉鎖されるまで江戸・東京の人びとに飲用水を供給しました。一説では、関口という地名もこの堰に由来していると言われています。江戸川公園から上流の高戸橋までの神田川沿いには、見事な桜並木があり、開花の時期になると多くの花見客で賑わいます。わが社の窓外にみえる桜も満開時には壮観です。