10月1日 早稲田大学国際文学館、通称「村上春樹ライブラリー」が開館します。
村上春樹さんが大学に寄贈・寄託した小説作品の直筆原稿、執筆関係資料、書簡、インタビュー記事、作品の書評、海外で50言語以上に翻訳された書籍、蒐集したレコードコレクション(361枚)等を保管、公開する施設です。
地上5階、地下1階建物の設計は隈研吾さんが手がけ、書籍はもちろん、ギャラリーラウンジ、カフェ、スタジオ、オーディオスペース、展示室などが併設している体験型図書館です。
村上さんの作品から連想される、現実世界から別世界への「トンネル」をコンセプトに、建物の周囲は流線形の木のトンネルで覆われ、1階から地下1階へと続く階段も、両側に本棚を設置したトンネル状に作られています。
リノベーション費用およそ12億円にのぼる費用はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(早大卒)が全額寄付しました。
10月1日から事前予約すれば、だれでも無料で利用することができます。